壱岐島を活性化するにはどうしたらよいか

IMG_0083.jpg壱岐市最大の自然の湖(大清水)

  • Q1: 壱岐の島の発展には、外に開く港の集中が必要ではないか。
    • 島外に向けた港の一本化(博多に一番近い芦辺港へ)を進めるとともに、壱岐市の中心を芦辺港界隈へと遷していくなど、福岡県との連携を見据えた新たな発想による拠点作りが必要。壱岐の港はその時々の経済社会状況から、大陸との交流が盛んだったころは勝本港が中心、江戸時代の平戸藩時代は平戸から最も近い郷の浦港が中心だった。そのことからすると、博多港とのつながりが中心となった現代は、最も近い芦辺港中心の交流が自然の流れである。郷ノ浦商店街は港が外に移動したこと、丘陵地にスーパーマーケットなどの集積が進んだことから往時の人通りが見られない。芦辺港の後背地に、自ら新たな街をつくる気概が必要。
Q2: 島の中央に人々が憩う公園整備が必要と考えるが。.
壱岐の島には、以前島の拠点づくりとして購入された広い土地が島の中央(双六古墳の周辺)にある。ここを拠点として、島民が集うことのできる「壱岐島古墳公園」を開発してはどうかと考える。この地には壱岐市最大の自然の湖である大清水があり、現在は湖の周辺に道路が作られ一周することも可能だが、休む広場がない。島を巡る人の休憩場所、及び島人が集う拠点にしてはどうか。

Q3: 壱岐カントリークラブの有効活用を図ることが必要ではないか。.
壱岐市の観光を考えるとゴルフ場があることは強みと言える。現在は利用者が少なく倒産寸前という声も聞くが、ここは知恵を絞ってはどうか。壱岐市教育委員会のリードによって、壱岐市の小中学生を対象に、総合的な学習の時間に「ゴルフ」を内容として設置する。そうすると月曜日から火曜日までは、ゴルフ場はかなりの利用を見込むことができる。子供の腕前が上がれば、プロゴルファーにというように、週末には親子連れの利用者が増えることが予測できる。いかがか。
Q4: 壱岐港と博多港の航路を国道とし運賃運賃を下げることが必要。.
このことは全国の離島にとって重大問題。小・中・高校生の各種大会出場についても、離島の生徒は運賃と宿代など大きな負担を強いられている。地元開催が多い都会の生徒に比べると大変な負担になる。また、自然美しい壱岐の島には多くの人、若者が行きたいという希望を持っているが、関東や関西から向かう場合には、海外に旅する方が安い状況では足が向かないのである。本土の多くの国道が無料であることを考えると、できないことはないのである。
Q5: 壱岐島民から民間民宿希望をとり登録させ活用してはいかがか。
壱岐の島観光に不足するものに宿がある。壱岐市により民間民宿登録制度を発足させ、島民による受け入れ可能時期と人数を募る。その登録者はお客の出迎えと島内の案内は自家用車によることも認めるのである。郷ノ浦港から勝本港までタクシーに乗ると6000円ほどになる。どきどきとしてとても良い気分でタクシーは利用できない。また、バスに乗ろうとすると、とんでもない待ち時間と降りてから目的地までの歩きを考えるとこれも利用不可なのである。


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